レンガで何を作る?主要な5つの使い道と余った場合の活用法とは
レンガと聞くと、どのような雰囲気を思い浮かべますか。一般的な印象といえばレトロで重厚がありつつもオシャレな雰囲気でしょうか。このような雰囲気を出せるレンガは、世界中で人気のある素材です。
とはいえ「レンガで何ができるかわかならい」「どのような活用法があるかわからない」という方も多くいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、レンガを活用した身近な使い道と余ってしまったレンガの活用法についてお伝えします。レンガの扱いに迷っているときはぜひ参考にしてください。
1. レンガの5つ使い道
レンガにはおもに、5つの主要な使い道があります。どのようなものか、ここでは詳しく解説していきましょう。
1-1. 外観建材
よく見かけるレンガの用途として、真っ先に思い浮かぶのは外観建材ではないでしょうか。東京駅や横浜レンガ倉庫など歴史的建物にも使用されています。
レンガは100年以上持つといわれており、非常に長く使用できる素材です。このような耐久性のあるレンガを一般の住宅に用いると家の寿命も自然と伸びます。また基本的にレンガはメンテナンスを行わないので補修や塗り替えの費用が発生しにくく、さらに断熱性が高いので1年を通じて過ごしやすい住宅にすることができる優れた素材です。
1-2. ガーデニング
日常的にレンガを見かける場所といえば、お庭です。自由度が高いレンガは手軽に移動やサイズ変更が可能なため、並べるだけでもオシャレな空間を演出できる上、自分で配置をすることで、お庭対してさらに愛着が湧くことでしょう。
レンガは高さを整えると花壇をとなります。ガーデニングではもっともポピュラーな使い道ですが、レンガを土に埋めるだけでも土を仕切って配置できるため手軽に扱えます。
雑草対策としても有効なので、ガーデニングのひと手間を省けるでしょう。そしてレンガを配置するだけなら難しい器具や接着剤を使わなくてもよいので、DIYに不慣れな方でも安心して扱えます。
1-3. 門柱・塀
レンガで作った門柱や塀は、優しい印象を残しながらも重厚な印象を与えます。レンガは年数を重ねるにつれて、ヴィンテージ感が増すことからエクステリアの素材として最適です。
一面をレンガで飾るのもよいのですが、小窓のように隙間を開けておけば光や風通しをよくし、明るいイメージを持たせられます。またその隙間に小物を飾ることでちょっとしたアクセントを加えることも可能です。
また、レンガには積みレンガの他に敷きレンガという種類もあります。敷きレンガは床や壁に貼り付けられるものです。たとえば積み上げたブロックに下地を塗ったあと壁に敷きレンガを貼ることで、アクセントとしてレンガを使うこともできます。
1-4. アプローチ
レンガを地面にたくさん配置すればアプローチになります。一定方向に連続的に並べていくのも有効ですが、レンガの並びに違いをつければさらに面白い演出となるでしょう。ただ、並びが違うと全体的なバランスを気にしながら作業することになるので、難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そのような時は、枕木など別素材利用して意匠を凝らしたデザインにするのもよいでしょう。
アプローチはセメントでレンガを固定する方法がずれることなく安定します。ただし、ナチュラルガーデンにアプローチをするのであればあえて固定をせず、時間と共にずれる形を選ぶことで自然の風景にとけこみやすい雰囲気を出せるでしょう。
1-5. インテリア
エクステリアの印象が強いレンガですが、実はインテリアとしても活躍を期待できます。たとえば敷きレンガを使って壁の一部をレンガ調へアレンジし、自宅であってもお店や海外にいるような空間を作り出せます。
積みレンガならば重いものにも耐久性があるため、板とレンガを組み合わせてシューズラック・テレビボードといった棚としてリメイクしたり、レンガを組み合わせて構成して鉢植えカバーを作ったり、インパクトの大きいインテリアへ変貌させることも可能です。
2. 余ったレンガの活用法
「レンガを購入したものの余ってしまった」「入れ替えて古いレンガの置き場に困っている」などのお話もよく耳にします。そのような場合、処分以外で活用できるレンガの使い道をご紹介します。
2-1. 重石
日常的に利用するならば、日よけシェードの重石として使うことができます。もともとガーデニング用のレンガだった場合は、同じ庭の中で使えるので別の場所へ運ぶ手間もありません。アウトドアが好きな方は、レジャーシートの固定やテントの重石として活躍させることも可能でしょう。
2-2. アクアリウムオブジェ
水槽の中で生き物を飼っているという人はアクアリウムのオブジェとして再利用することも可能です。魚の家や亀など水生生物の陸として利用することで気分転換にもなり、オシャレな水槽に生まれ変わります。
2-3. 小物インテリア
余ったレンガで前述した各種棚や鉢植えカバーなども作成するのもよいでしょう。しかし数個程度で数が足りないということならば、レンガをペイントして洋書風のオブジェやブックスタンドの代わりといったアクセントの利いた小物として飾ることもできます。
3. まとめ
外壁建材・ガーデニング・エクステリアなどレンガは自由度が高く使い道は数えきれないほどあります。そしてどのような用途に用いても活躍が期待できる素材です。価格も安いため、つい余分に購入する方もいらっしゃるかもしれません。たとえ余ってしまっても、リメイクをすればひときわオシャレな空間を生み出せるでしょう。
「株式会社奥田源松商店」では、オリジナルレンガや輸入製のレンガを取り扱っています。お近くのホームセンターでは滅多にないレンガもあるため、お気に入りの品が見つかります。レンガの購入を検討している方は、ぜひ一度ご利用ください。