2023年12月19日

敷きレンガの施工について

敷きレンガは見た目に美しく、雑草対策にもなります。しかし施工した敷きレンガを、再びやり直すことは難しいです。
ここで敷きレンガの施工について、いくつかご紹介いたします。

パターン

敷きレンガを敷くパターンは主に4つあります。
カーブに強くレンガの余りが少ない馬踏み貼り、公園などに使われる頑丈なあじろ貼り、直線に強くしっかりした印象のバスケット貼り、3種のレンガパターンで見た目が良いセイラー貼りが挙げられます。
初心者の方は馬踏み貼りがおすすめです。またパターンによって仕入れるレンガも変わってきます。
雰囲気や施工に応じて慎重に選ぶことを、おすすめいたします。

敷貼りパターン例

下地と基礎砕石

レンガを土に埋め込むだけでは、簡単に剥がれてしまいます。
そのためレンガ同士を接着させるモルタルと高さを微調整する砂が必要です。
さらに敷きレンガが水平になるよう、しっかり下地造りを行います。この土工事には主に砕石を使います。
基礎部分の土工事は傾斜などに気をつけながら行います。
土を踏み固め、その上に薄く砕石を敷きます。仕上げにプレートなどの機械を使って転圧します。
基礎部分にもよりますが、一般的に基礎砕石が10センチ、砂やモルタルが3センチ、レンガが6センチの構造が理想的です。
しっかりした基礎が無ければ、デコボコの原因になります。

また施工例として駐車場に敷きレンガを使う場合は、砕石の上にコンクリートを使うこともあるようです。
土工事が終われば両サイドの境界レンガを先に造ります。
水糸や水平器を活用して高さに注意しながら、両サイドのブロックの上にモルタルを敷いて、レンガを載せていきます。
そして長さや幅に応じてレンガをカットして合わせます。
あとはレンガ同士の隙間部分の目地にモルタルを入れれば、境界レンガの完成です。

砂とレンガ

両サイドの境界レンガの間に砂を敷きます。板などの定規で水平にならし、敷きレンガを並べます。
デコボコがある個所はレンガを取り除いて、砂で補修します。
レンガ同士に隙間を入れる場合はドライモルタルで、入れない場合は珪砂で処理を行います。
後で汚れないように、モルタルを拭き取ったり、珪砂を掃き出したりしましょう。
最後に敷きレンガの上に薄い板(コンパネ)を置き、上から角材などで転圧しましょう。

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